【学歴】
久留米大学附設高等学校卒業
佐賀医科大学医学部卒業
九州大学大学院医学系研究科修了
米国デューク大学留学
【職歴】
聖マリア病院脳神経外科医長
川﨑病院脳神経外科部長
【主な論文】
Reduction of voltage-dependent magnesium block of N-methyl-D-aspartate receptor-mediated current by in vivo axonal injury
Furukawa, Y.; Okada, M.; Akaike, N.; Hayashi, T.; Nabekura, J.
Neuroscience 96(2): 385-392 2000
古川脳神経外科医院 院長
古 川 義 彦
医学博士 甲種
日本脳神経外科学会専門医
1968年6月6日 福岡県城島町生まれ。
大学時代に「神の手」と言われる福島孝徳教授の手術を見学して脳外科医を志しました。
九州大学大学院では生理学研究所所長の鍋倉淳一先生(当時助教授)から、神経細胞の実験と研究の指導を毎日深夜まで受け、脳科学者としての思考と知識の基礎を学びました。
米国デューク大学で福島教授から手術の指導を受け、聖マリア病院ではたくさんの手術を経験しました。八女市の川﨑病院勤務を経て2012年に独立・開院しています。
勤務医時代は手術や救急医療が中心でしたが、開院後は外来診療に専念することになりました。すると、自然と脳科学者としての視点で患者さんを診察するようになってきました。つまり、「①この患者さんの脳細胞では何が起こっているのか。②服薬している薬剤がどの細胞・器官にどのような影響を及ぼしているのか。③そして自分がどのように介入・手助けをしたら患者さんの苦痛を取り除いたり、健康寿命を長らえたりすることができるのか。」というような思考回路で診療を行っています。
基礎的な医学情報は論文から収集することで、プロパガンダや流行に左右されず、より正しく安全な医療を行えるように心がけています。
40歳から10年間はトライアスロンをしていました。この期間に、運動負荷による身体への影響と回復の方法、食事・睡眠の質、体温の維持や呼吸の重要性などを学びました。
現在は脳科学のみならず免疫学も勉強中です。
これからも、医療を通じて人々のあるべき姿を探求しながら社会貢献に取り組んでいきたいと考えています。